演習の解答(3.繰り返し1)

演習1 20本の直線で次の図を作るプログラムを作成せよ。最初の線は(50, 200)と(250, 200)を結ぶ線で、次はその線を9度回転させた線を考える。

解答例 半径100の円を考えその円周の座標を求める。すると9度回転させた座標は(cos(radians(9))*100, sin(radians(9))*100) であり、反対側は(-cos(radians(9))*100, -sin(radians(9))*100)となる。

演習2 次のプログラムを実行した結果から、iが0~9の時に8行目がそれぞれ何回実行されているか考えよ。

プログラムから考えると、
i=0の時、(条件式がj<=iなので) j=0で8行目を実行。1回
i=1の時、j=0,1で8行目を実行。2回
i=2の時、j=0,1,2で8行目を実行。3回
i=3の時、j=0,1,2,3で8行目を実行。4回
i=4の時、j=0,1,...,4で8行目を実行。5回
i=5の時、j=0,1,...,5で8行目を実行。6回
i=6の時、j=0,1,...,6で8行目を実行。7回
i=7の時、j=0,1,...,7で8行目を実行。8回
i=8の時、j=0,1,...,8で8行目を実行。9回
i=9の時、j=0,1,...,9で8行目を実行。10回
i=10の時、i<10を満足しないので終わり。よって、全体で55回実行される。図と合わせて考えるとi=0の時、l=20で1個の円が描かれ、i=1の時、l=25で2個の円が、ずっときてi=9の時にl=65で10個の円が描かれていて一致する。

演習3 演習2のプログラムを参考に次の図を出力するプログラムを作成せよ。

解答例1 jのfor文でjを減らしていく方法。

解答例2 jの最大値をiが増えていく毎に減らす方法

演習4 図の様な出力をするプログラムを作成せよ。

 ウィンドウのサイズは、400×400、円の直径は5、円の中心の間隔は20とする。


解答例 for文で格子状に円を描いていくとともに、中心点(200,200)から円の中心に向けて線を描く。

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